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9.11から5年目

 ニューヨークのアメリカの経済活動の象徴であった貿易センタービルが、2機の航空機によって倒壊して、世界中に驚きがはしったのはついこの間のことのような気がする。しかし、もう5年の月日がたった。
 犯人とされるアルカイダのビン・ラディンはつかまることもなく、アフガン、イラクの戦争を通じて、世界中にテロの標的が拡大し、テロの嵐はとどまるどころか戦前より激しくなっている。アフガンは、それぞれの部族のエゴが拡大し再び内戦状態に突入し、イラクもクルド、シーア派、スンニ派に代表される勢力の対立がますます強まっている。
 ツインタワーの3000人の失われた命、アフガン、イラクで死んでいったテロとは無関係の数万の関係のない市民の命は何のためだったのだろうか。
 5年といえば、あの長すぎた太平洋戦争より長い。多くの犠牲者ばかりでなく、何億年と続く劣化ウランの汚染源が、アラブの世界に拡大している。手のない、脳を失った乳児が、今も生まれている。そして、戦争に反対するマスコミや、市民、子どもばかりでなく、湾岸戦争の劣化ウラン弾の被害を受けた子どもたちを収容していた病院まで、アメリカの爆撃のピンポイントの標的にされた。

 昨年、ナガサキ?ヒロシマの300キロメートルの道のりを、テロで家族を失ったアメリカの遺族たちが、平和への祈りの1トンの石を、日本の若者たちとともに運んだ。彼らピースフルトゥモローの人たちは、家族の命を口実にして、戦争をしないでと世界中に訴えている。

 アメリカで、イギリスで、21世紀のもっとも醜い大義なき戦争に反対する動きが高まっている。戦争責任の追及の前にイギリスのブレアはその任期を全うせずに退陣を余儀なくされている。アメリカの上院でも、イラク侵略戦争の大義がまったくのでたらめであったことが暴露された。アメリカのほとんどの知識人が今ではこの戦争に反対しているという。

 しかし、この日本では、いまだにこの醜い戦争を支援するために、航空自衛隊がイラクで活動していることを忘れてはならない。自衛隊員を一触即発の危険にさらしてまで、1日に1時間しか活動できなかったサマワの復興支援とは何だったのだろう。何発の榴弾砲が宿営地に打ち込まれたか私たちは知っているのだろうか。無理やりサマワの市長に感謝状を要請して断られたことを、どれだけの国民が知っているのだろう。それだけのお金をサマワの市に経済援助すれば、どれだけ立派な小学校や住宅地ができたのだろう。

 日本では、その流れとはまったく反対に、超右翼の内閣が誕生しようとしている。恒久の平和をうたい、戦争の放棄をうたったこの国が、アメリカとともに世界の中でもっとも好戦的な姿勢をとり続けているのは、ただ無能で単純な総理の責任だけではないだろう。ナショナリズムのむなしさは、私たちの親たちが散々辛酸をなめたのは、ほんの数十年前のことだったはずなのに。

 昨年ストーンウォーク・ジャパンに参加されたボドレーさんの曲を、この5年目の今日再び皆さんに聞いてほしい。ボドレーさんの娘さんは、生前平和のためにこの詩を書きました。9.11でその短い命を終え、そして、ボドレーさんの作曲により平和への願いのこの曲が生まれました。
 ぜひ皆さんに聞いてほしいと思います。





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