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山田洋次さんの「おとうと」観てきました


写真は「おとうと」公式ホームページより
 今日の午前中、小百合さんと鶴瓶さんの「おとうと」を観てきました。映画のいろいろなシーンで、お客さんの笑いが会場にあふれていましたが、私はなぜか笑えませんでした。喜劇は悲劇で悲劇は喜劇。みんなが笑っているときに、なぜか目頭があつくなったんですね。

 山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズは、テレビドラマの時から見ていました。学生時代には、寮の休憩室でフィルムを借りてきて、映写機の回る音を聞きながら、煙草の煙で映写機の光の筋がスクリーンにむけてのびているなかを、仲間たちと何本も鑑賞したりしたこともなつかしい思い出です。

 山田さんの映画には、与太郎に代表されるような、落語の雰囲気が流れています。社会の規格にあわない登場人物が、曲がったキュウリのように排除され、落ちこぼれざるを得ない世の中で、ぼろくそ言いながらも、「そのままでいいんだよ」と丸ごと愛してくれる仲間たちを描きます。それは、特殊な生い立ちの登場人物を描きながら、私たちみんなの中に実際にある物語を語り続けています。
 悲しいことも、悔しかったことも、苦しかったことも、そしてわずかばかりの幸せな思い出も、みんなそのまま受け入れことができて、しっかり抱きしめることができて、そして、息を引き取ってゆく鶴瓶さんが演ずる「おとうと」に、私が最近いつも考えている人と人との関係につながるものを感じました。

 ほんのちっぽけな運命のいたずらで、思うように上手に生きていけないという、私たち誰のなかにもあるじれったさに、暖かい手を差し伸べてくれるような映画のような気がしました。

 私は、吉永小百合さんが出ているだけでも観たい映画でしたが、内容も私の期待を裏切らない面白い映画でした。

 みなさん、みにいきましょう。

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