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久留米市荒木を久しぶりに訪ねてきました

 わが流星号(スズキアドレス125CC)はついに筑後川を渡り、久留米の荒木まで走りました。往復160キロでガソリン代500円たらずでした。電車で行くと往復で3740円ですから、7分の1以下の経費でした。
 時間はJRが1時間42分。バイクが2時間半でJRに軍配が上がりますが、現地や駅までの歩く時間を考慮するとあまり変わらないと思います。


久留米の中心地を流れる今日の筑後川



 それはともかく、40年前学生時代にかよった荒木は昔の面影はありませんが、駅周辺をダイオキシンで汚染し、ベトチャン・ドクチャンで有名になったベトナム戦争の枯れ葉剤を製造したといわれる当時の農薬工場の跡地には、新幹線の高架橋が走っていました。
 今から3年前、荒木駅の裏の新幹線工事現場の土壌から異常なダイオキシンが発見されるという事件がおこりました。
 ここ荒木では、井戸水が臭くて健康被害が起こっていると、清川正三子さんによる長年の農薬裁判が行われていましたが、残念ながら敗訴で結審してしまいました。
 結審するや否や、三井化学はそこで作っていた農薬MOにダイオキシンが含まれていたということをはっぴょうしました。敗訴とは一体何なのでしょうか。

 10年前に訪れた時には、廃工場の近辺には奇形の薔薇の花が発見され、CNP農薬の匂いが鼻をつきましたが、今日は感じませんでした。


 荒木のダイオキシン対策協議会の近藤さんのお宅にご挨拶にうかがいすぐにお暇するつもりでしたが、ご親切にも昼食まで頂いて3時間も貴重なお話をうかがうことができました。

 粘り強い近藤会長をはじめとする地元のかたがたのの行政と会社との交渉によって、10年がかりで土壌と水質の浄化をすることになったとのことで、長年気にかかっていた若いころやり残して気になっていたことの一つが一応の決着をみたようで、私事のように肩の荷が下りたような気持がしました。

 近藤会長はこれも清川さんの長年にわたる裁判の歴史のおかげといわれていました。またいま情報公開制度が適用されて、いままで隠されていた資料を住民が直接目にすることができるということが大きな力になったそうです。

 しかし、最初に工場を訴えた原告の清川さんの裁判は敗訴しており、事実が今日明らかになった今でもまだ会社の謝罪がないという理不尽も続いていることは残念です。社会的な正義の立場から、会社が速やかに清川さんに謝罪すべきだと私は思います。


今日の荒木駅前、右手のマンションのところに清川さんの時計店があった
最近の調査で、高濃度のダイオキシンを含む地下水脈は清川さんの家のち
ょうど真下を流れていたことが分かった。裁判では認められなかったのに



 あらゆる公害問題に言えることですが、政治的にあるいは法律的に決着したといわれる事件の背景に、苦しみを残し続ける被害者の生活の実相がありその後もいろいろな苦しみを負い続けているを忘れてはいけないと私は感じます。

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