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デジタル?

 最近テレビなどでもデジタルという言葉がよくつかわれる。アナログが、連続的な量を使って情報をあわわすのと違って、デジタルは不連続な数値化あるいは量子化された離散的な量で情報を扱うのだろう。
 デジタルの語源はラテン語の指から来ているそうだ。

 最近テレビの番組などで、デジタルを新しいとか、エレクトロニクスを使ったとかいう誤った意味でつかわれることが多い。
 デジタルというのは実は古代から人間が使っていた情報の伝達方法だということに気づいておられない方がおおいようだ。というより、人間のもっとも初歩的な伝達方法はデジタル通信だったかもしれない。語源の指で数をかずえることもデジタル処理だ。
 古来人間が遠方に情報を伝える方法に、狼煙(のろし)や太鼓がある。狼煙の上がる長さや数で、情報を伝えたり、太鼓をひとつたたいたら飯だとか、二つたたいたら休憩だとか、長く連続的にたたいたら敵が来たことを知らせるだとか決めておいて、遠く離れたところの仲間に情報をつたえる。
 そんなことで、デジタルとは、人間のもっとも基本的な情報のでんたつほうほうだったのかもしれない。

 数字で表示する時計をデジタル時計という。反対に針で表示する時計はアナログ時計だろう。これもおかしい。私はアナログとデジタルの違いは明確でない様に思う。いわゆるアナログ時計でも、最近では内部はほとんどデジタル処理されているし、数字で表示するようになっていても、内部ばアナログ的な機械の場合もある。実際に、最近の時計の秒針は1秒ごとに途中を抜かして動くものも多い。これはデジタル的な動きだ。
 もし数字で時刻を表示することが「デジタル」というのなら、漢字やひらがな、アルファベットも「デジタル」的なものと考えられる。
 デジタル録音されたCDやDVDなどでも、私たちが見たり聞いたりする時にはアナログになっている。

 ということで、いまデジタル技術といわれていることを狭義に定義すると、「情報をいったん数値化処理して、エラーやノイズをできるだけ少なく処理したり記憶したりして、人間の生活に生かす技術」ということになるのではないだろうか。

 数値化の過程での演算にコンピューターは欠かせないものになっており、その意味ではコンピューターを使っている機器をデジタル機器といいはじめたのかもしれない。デジタル処理は2進法とよく言われるが、そんなことはない。そろばんは5進法、指での計算は10進法で、デジタル処理の道具によってもそれは変わってくる。たまたま「現在の」コンピューターが2進法のデジタル処理を行っているからデジタルは2進法という勘違いがしょうじてくる。

 コンピュータが人間の遺伝子のように多階層な状態で記憶を保存できる素子を持つことができたら、2進法はなくなるだろう。現在のコンピューターは、一定の電圧があるかないか、あるいは一定の電荷がたまっているかどうかでオンかオフを判断するために0と1の二つの情報が基本になって動作するため2進法といわれるだけだ。むしろこの2進法が、コンピューターの能力の限界を作っているような気がする。ファジー(あいまい)な情報処理には2進法はむかないのではないかと思う。

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