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リリーフランキーの東京タワーをはじめてみました

 昨年、娘が「東京タワー」という小説を読んでいました。つれあいもそれを読んでおもしろかったといっていたのを覚えていますが、私はついに読みませんでした。本は娘が借りてきた本だったので持ち主に返してしまったので結局今日まで読むことはありませんでした。
 今日職場の同僚がテレビ局制作の「東京タワー」のDVDをもっていたので借りていままでみていました。それで感想を書いてみました。


 主人公の生まれ育ったのは私と同じ川筋。川筋とは福岡県を流れる遠賀川の流域一帯のことをさすもので、宵越しの金はもたないといった、石炭景気で育った陽気で、短気で、お人好しの人間のあつまるところだ。話し言葉を聞いているとまるでけんか。お互いに言いたいことをいいあい、あいまいにせずに、とことんけりをつけたがる。ある意味では日本的というより大陸的な気質だろう。
 炭鉱という命をかけた仕事を通じて作られた風土かもしれない。

 映画にも当時のみんな貧乏だった時代が再現されていた。この物語を見るときにはたぶんほとんどの人が、自分のとおってきた道、家族のとおってきた道を振り返りながら、あるいは想像しながらこれを観るのかもしれない。
 敗戦を経験した日本人の心の奥底にひそんでいるとことんまで落ち込んだ時の無力感、そのなかからどうにかして這い上がろうとした道程、そして、理不尽にも突然訪れる愛する人との別れ、そんな共通の意識や経験に根ざした共感がドラマにあふれているのかもしれない。

 5月に韓国の釜山を訪れた時、ほんの数日の経験であったが、日本にいるときとはまったく違う回転をする回転軸のまわりで、たくさんの命について深く考える機会に恵まれた。あまりにも違う戦後の歴史と、どこでもかわるはずもない命の重さという、世界中にいまやあふれかえる対立軸のおもさに触れたような気がした。

 ふと、部屋の壁にかかるいまはなき父母の写真が額の中で接着剤がはがれてずれているのにきづき、ゴミをふき取り、両面テープでしっかりつけかえて飾りなおした。

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