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宮沢賢治の「やまなし」とクラムポン

 昨年の秋、平尾台を散策しているときに偶然にやまなしの木をみつけた。あの宮沢賢治の童話の木だ。枝から落ちた小ぶりの実を食べると甘くてとてもおいしい。
 平尾台には賢治の童話に出てくる動植物はこの九州では絶滅したといわれる熊(なめとこ山の熊)をのぞいたらたいてい見つけることができる。最後に見つけたのがこのヤマナシだった。しかも、水場の少ない石灰岩台地の数少ないエノハ淵という水場のちかくで見つけた。
 淵には蟹がたくさんあそんでいる。そのかには洞窟の中にも流れ込んでくることもある。

 わたしは「やまなし」を読んだとき素直に疑問もわかずクラムポンとは蟹のことだとおもって読んでいた。その後、賢治の作品の愛好家の間で、あるいは小学校の教室で、クラムポンとはいったいなんだと話題になっていることを知った。

 賢治は地質学者でもあった。東北のいてつく山々を歩き回ったことも知られている。ヨーロッパの農業技術をいちはやく取り入れた賢治なら、冬には当然、滑り止めのアイゼンをつけて山を歩いたと思う。そして最近私は洞窟探検の技術を覚えるために、ロープワークの道具を調べた。ネットで見つけたフランスのぺツル社のパンフレットを読んだ。そのなかに偶然「クラムポン」という商品を発見した。日本でアイゼンといわれているものだ。海外ではクラムポンと普通呼ばれているようだ。その形が、まるで蟹の姿ではないか。

 気になって、さらに戦後のクラムポンがどんな形をしていたか調べてみた。そのなかで門田のアイゼンという商品を見つけた。若いころに見たことのあるアイゼンの形だ。
 やっぱりまさに蟹だ。賢治はやはり蟹の名前にクラムポンとつけたんではないだろうか。

crampon001.jpg
写真は http://outdoor.geocities.jp/hmc_ob/memo/memo002/memo002.html より

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